松本 隆 の「自然のままに」

宮崎で日本共産党の活動をしている松本隆の記録です。

新田原基地へF15戦闘機の追加配備反対!自治体の方と懇談

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      新富町               宮崎市

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      高鍋町             西都市 

 防衛省は、松島基地(宮城県)での飛行教育の一部を新田原基地に移そうと、9月に周辺自治体に説明にきています。F15戦闘機約10機と隊員約130名を増やす計画です。日本共産党県委員会は、9月18日、宮崎県知事に対し、反対するよう申し入れを行いました。

 10月4日には、私や田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補、地元各議員などが、宮崎市、新富町、高鍋町、西都市の各自治体を訪問し懇談しました。

 新富町議会と西都市議会は、反対決議をあげています。どこでも共通していたのは、九州防衛局から説明にみえて「寝耳に水で驚いた」「ペーパー1枚だけ。具体的にどうなるのか詳しい話がわからない」ということでした。

 宮崎市危機管理課の課長さんは、防衛省に対し、市として基本的に反対の旨を口頭で伝えたということでした。

 新富町では防災基地対策課の方が応対し、町長も議会も反対し、町民も「会う度にこの話が出される」とのこと。「国はいつも『ご理解を』と言うが、新富町の状況もご理解いただきたい」と強く訴えました。私は、まったくその通りだと思いました。

 高鍋町では、小澤浩一町長が「住民の安心・安全が第一だ」と強調。

 西都市では、総合政策課の方が応対し、「市長も反対の意思を表明して回覧板で市民に伝えている」「訓練内容などが明らかにされていない」などと話していました。

 オスプレイのことも話題になり、私は、8月の政府交渉で防衛省が、新田原基地にくることを否定せず、「イエロールートだけを飛ぶとは限らない」と回答したことを紹介しました。

 新富町、西都市との懇談の最中にも、ゴーという戦闘機の激しい音が何度も響き渡り、これが日常茶飯事かと思い知らされました。実際、転入された方が「こんなにうるさいとは思わなかった」と言っているとの話が、新富町でも西都市でも出され、基地強化によって過疎化してしまうと心配されていました。

 党としてこの問題とオスプレイの問題で、10月12日(金)に九州防衛局交渉を行う予定です。私も行きます。