赤旗囲碁・将棋大会がありました
11月10日、11日と第49回赤旗全国囲碁・将棋大会が開かれました。昨年は震災の影響で中止していましたが、これまで毎年行われ、全国大会は49回目です。
全国大会にむけて、10月下旬には、宮崎県の囲碁将棋大会が開かれました。写真は囲碁大会のもの。私は30代の10年間は「しんぶん赤旗」の係りだったので、大会の事務局もしていました。今回はあいさつで行かせてもらい、たいへんなつかしい参加者のみなさんとお会いしました。一方で10代の若い人たちも熱心にがんばっていました。
県の優勝者(赤旗宮崎県名人)は、将棋は12歳の満石さんで、全国最年少だったようです。囲碁も若き19歳の宮崎大学生でした。
昨年8月には、超党派の議員で「将棋文化振興議員連盟」設立総会が開かれました。その席で日本将棋連盟の米長邦雄会長は「政党で真っ先にいちばん感謝しなければならないのは日本共産党」とのべたそうです。また、3カ月後の11月には、囲碁の関西棋院(中川和雄理事長)から「しんぶん赤旗」に対して普及功労賞が贈られました。
これは、「しんぶん赤旗」が42年にわたりプロの棋戦を主催していること、またアマチュアの将棋大会・赤旗名人戦を47年にわたって開催していることに対する評価であり、今後への期待をこめた励ましでもありました。
長年にわたってやれるのは、党綱領での位置づけがあるからです。日本共産党が現在めざしているのは、社会主義・共産主義ではなく、資本主義の枠内で「異常な体米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破ー日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である」(党綱領)としています。この改革の主な内容を21項目にまとめていて、その中に「文化各分野の積極的な伝統を受けつぎ、科学、技術、文化、芸術、スポーツなどの多面的な発展をはかる。学問・研究と文化活動の自由を守る」とあるからです。
日本共産党が揺るがす一貫しているのは、綱領を大切にして綱領に基づいて活動しているからです。そこが他党と違う点です。
---こうした話をあいさつでさせていただきました。