松本 隆 の「自然のままに」

宮崎で日本共産党の活動をしている松本隆の記録です。

被爆者の「平和への誓い」に拍手もしない安倍首相

 今年8月9日の平和式典で田上長崎市長は、核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で日本政府が核兵器の非人道性を訴える共同声明への署名を拒否したことをあげ、政府に対し「被爆国の原点に返れ」と厳しく批判しました。

 また、被爆者を代表して築城昭平さん(86歳)が自らの被爆体験を語るとともに、共同声明を拒否したことに「憤りを禁ずることができない」と述べました。さらに、原発再稼働や輸出、憲法改定の動きに懸念を示し「平和な世界をつくることは、私たちすべてのおとなの責任だ」と述べました。

 安倍首相はこれをどう聞いたのか。今度の参院選で当選した日本共産党の井上さとしさん(広島での被爆2世です)が、党の集会で地元紙を引用して紹介しました。

 私はお盆休みに実家の長崎に帰って、長崎新聞を広げてみてみました。そしたら「式典会場が年老いた被爆者の力強い決意を称賛する拍手に包まれる中、首相の両手は一度も動かなかった」と。

 被爆者の声に拍手もしない、国民の声に聞く耳を持たない首相。ほんとにひどいですね。

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 お盆休みで帰省中、平和公園に行ってみました。(8月14日)