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松本 隆 の「自然のままに」

宮崎で日本共産党の活動をしている松本隆の記録です。

「憲法とは、国家権力を制限して国民の人権を守る法」-県弁護士会のシンポジウムより

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 8月25日(日)、2013年日弁連第56回人権擁護大会プレシンポジウムが宮日ホールであり参加させていただきました(無料)。県弁護士会主催、日本弁護士連合会共催です。

 講演は伊藤真さん。日弁連憲法委員会副委員長です。伊藤さんの写真と名前は、新聞やテレビなどで以前からよく拝見していましたが、お話を聞くのは初めてです。論旨明快でわかりやすい。私もスッキリしました。

 お話の中心点は下記のことだと思います。

 「憲法とは国家権力を制限して人権を守る法」だということ、これを立憲主義という。法律の親玉が憲法ということではない。法律はその地域や時代の多数の意見でつくられるが、情報操作、雰囲気、目先の利益に惑わされ、人間は間違いを犯すことがあり、多数意見が常に正しいとは言えない。ドイツのヒットラーも国民の熱烈な支持を得て政権についている。少数者や弱者を排除してはならない。憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」。人間として生きる価値がある点で皆同じであるとともに、人は皆違う。多様性を受け入れて共生できる社会をめざす。そのため憲法は国家に歯止めをかける。

 法律は、社会の秩序を維持するために国民の自由を制限するが、憲法は、国家権力を制限して、国民の人権を保障するもの。だから憲法99条で憲法を守る義務を負っているは「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」であり、国民ではない。国民は、政治家などに守らせる責任があるだけ。ところが自民党の改憲草案は、まったく逆で、国を縛る憲法から国民を縛る憲法にする。 

 

 伊藤さんは、前日の土曜日には7,500人の全国の母親大会でも講演されています。30年前から講演して年間約130回で、今年は上回る勢いだそうです。

 講演前にあった若手弁護士による寸劇もよかったですよ(下記写真)。

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